処理が失敗した時に自動で再試行する方法
失敗した処理は、1秒、2秒、4秒、8秒のように待ち時間を延ばしながら、成功するか回数の上限に達するまで再試行されます。10,000行のうち3行が成功しない場合も、その3行だけが別に保管され、残りの9,997行は先に進みます。
処理が失敗した場合に、自動で再試行する仕組みを既存のステップへ加えるツールです。一時的な通信エラーやサーバー側の不調による失敗を、人の手を介さずに自動で回復させたい場合に使います。
待ち時間を延ばしながら再試行
自動化の中で起きる失敗の多くは、本当の失敗ではありません。起動中のサービスや、回数制限のリセット待ち、更新作業の途中といった一時的なものです。そのため、処理が失敗すると、試すたびに待ち時間を延ばしながら、たとえば1秒、2秒、4秒、8秒と間隔をあけて再び実行し、成功するか設定した回数に達するまで続けます。一度設定すれば、流れの中のすべての手順が同じ規則に従います。多くの処理が同じ瞬間に再試行しないよう、待ち時間に少しばらつきを持たせる設定もあります。
あきらめる時とよくある間違い
形式の誤ったデータや取り消された許可のように、何度試しても成功しない失敗もあります。最後の試行のあと、その処理は失敗した処理の一覧に移り、内容を確認して再実行するか破棄できます。10,000行のうち3行に不備があっても、残りの9,997行は止まりません。よくある間違いは、どの処理にも同じ回数を設定することです。単純で繰り返しても問題のない処理には多めに、データを書き換えたり費用が発生したりする処理には控えめに設定します。
再試行の仕組み
対象のステップが失敗すると、指定した回数まで自動的に再実行します。再試行の間隔をあけることで、一時的なエラーからの回復を待てます。
使い方
再試行の対象にしたい処理と、最大の再試行回数を指定します。失敗した場合のみ再試行が行われ、成功すればそこで終了します。
活用例
外部サイトへのアクセス失敗への対応
合同会社みどりデザインは、クライアントサイトの情報取得が一時的な通信エラーで失敗した場合に、自動で数回まで再試行するよう設定しています。
メール送信の失敗対策
有限会社ささき印刷は、メール送信が一時的なエラーで失敗した場合に、自動で再試行してから担当者へ通知するようにしています。
よくある質問
再試行の対象となる処理のデータは保存されますか?
再試行の実行にのみ使用します。データの扱いは対象の処理自体に準じます。
再試行の回数に上限はありますか?
最大の再試行回数を指定して利用します。回数を増やすほど、失敗時の再試行料金も増える可能性があります。
すべての処理に再試行を設定できますか?
一時的な失敗が起こりうる処理(外部通信を伴うものなど)に向いています。
日本語のサポートはありますか?
申し訳ありませんが、日本語でのサポートは行っておりません。サポートは英語またはスペイン語で、担当者が直接対応します。
何度やっても成功しない処理はどうなりますか?
最後の再試行が終わると、その処理は失敗した処理を保管する一覧に移ります。消えたり無限に繰り返されたりせず、内容を確認して再実行するか破棄するかを、ほかの処理に触れずに選べます。
関連ツール
開発者向け — APIアクセス
このページの機能はすべてAPIからも利用できます。自社システムに組み込みたいチーム向けのセクションです。それ以外の方は上のツールをそのままお使いください。
エンドポイント
認証済みのPOSTでタスクを作成し、結果はWebhookまたは署名付きリンクで受け取ります。この機能はAPIで利用でき、対話型のWebツールとしては提供していません。
お使いのスタックから呼び出す
curl -X POST https://api.kit.forhosting.com/flow/retry \
-H "Authorization: Bearer $KIT_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"task_type":"dev.uuid"}'const res = await fetch("https://api.kit.forhosting.com/flow/retry", {
method: "POST",
headers: {
"Authorization": `Bearer ${process.env.KIT_KEY}`,
"Content-Type": "application/json"
},
body: JSON.stringify({
"task_type": "dev.uuid"
})
});
const { task_id } = await res.json();import os, requests
res = requests.post(
"https://api.kit.forhosting.com/flow/retry",
headers={"Authorization": f"Bearer {os.environ['KIT_KEY']}"},
json={
"task_type": "dev.uuid"
},
)
task_id = res.json()["task_id"]<?php
$res = file_get_contents("https://api.kit.forhosting.com/flow/retry", false, stream_context_create([
"http" => [
"method" => "POST",
"header" => "Authorization: Bearer " . getenv("KIT_KEY") . "\r\nContent-Type: application/json",
"content" => '{"task_type":"dev.uuid"}',
],
]));
$task = json_decode($res, true);body := bytes.NewBufferString(`{"task_type":"dev.uuid"}`)
req, _ := http.NewRequest("POST", "https://api.kit.forhosting.com/flow/retry", body)
req.Header.Set("Authorization", "Bearer "+os.Getenv("KIT_KEY"))
req.Header.Set("Content-Type", "application/json")
res, _ := http.DefaultClient.Do(req)リクエスト例
{
"task_type": "dev.uuid"
}レスポンス例
{
"task_id": "tsk_a1b2c3d4e5f6a1b2c3d4e5f6",
"type": "flow.retry",
"status": "queued",
"_links": {
"result": "/tasks/tsk_…/result"
}
}非同期APIです。task_idは即時に返ります。ポーリングは1秒あたり1リクエストまでです。
料金
単価はすべて公開しています。トークン換算や独自クレジットはありません。失敗したタスクは課金されません。
エラー
| HTTP | コード | 意味 |
|---|---|---|
401 | unauthorized | APIキーが無効か、指定されていません。Authorizationヘッダーを確認してください。 |
402 | insufficient_balance | 残高が不足しています。チャージ後に再度お試しください。 |
404 | unknown_type | 指定されたタスクタイプは存在しません。タイプ名を確認してください。 |
429 | rate_limited | リクエストが多すぎます。しばらく待ってから再度お試しください。 |
技術的な注記
料金
最初の実行が成功した場合、再試行の料金は発生しません。再試行が1回発生するごとに$0.002です。
向いている場面
外部サイトへのアクセスやWebhookの送信など、相手側の一時的な不調で失敗することがある処理に向いています。
連携の活用例
Webhook送信の信頼性向上
株式会社山田商事は、外部システムへのWebhook送信が失敗した場合に自動で再試行し、手動での再送作業をなくしています。
技術的な質問
再試行の間隔は指定できますか?
再試行までの間隔を指定できます。
料金はどのように計算されますか?
再試行が1回発生するごとに$0.002です。最初の実行が成功すれば追加料金はかかりません。