指定した時間だけ待ってから、Webhookを送信する方法
数秒から30日まで、選んだ時間が過ぎたらURLを呼び出します。試用期間が終わる24時間前のお知らせや、30日後の未払い請求の取り消しなどに、自前のスケジューラーなしで使えます。使った分だけのお支払いです。
予約確認メールの遅延送信や、期限付き処理のリマインドを組みたい開発者向けです。
今ではなく、あとで何かを起こしたいとき
多くのアプリは、フォームの送信や支払い、登録など、今起きたことに反応するように作られています。ところが、ある出来事から決まった時間がたったあとに何かを起こしたくなると、cronを追加したり、メッセージキューを用意したり、データベースの行を毎分確認したりするのが一般的です。どれも動きますが、1回の呼び出しのためには大げさです。ここでは待ち時間を伝えるだけで、時計はこちらで見ています。受け付けはすぐに完了するので、呼び出した側のプログラムは待たずに先へ進めます。
待ち時間の仕組みと役立つ場面
数秒から30日までの待ち時間と、あとで受け取りたい内容を送ります。早く動くことはなく、指定した時刻になると、その内容を付けてURLが呼び出されます。届かなかった場合は3回まで送り直してからエラーを知らせ、失敗した試みには料金がかかりません。試用期間が終わる前のお知らせ、カートに商品を残したままのお客様への連絡、未払い請求の自動取り消し、外部サービスへの再試行を意図的に遅らせる場合、返信のないサポートの問い合わせを上長に回す場合などに使えます。定期確認の仕組みを保守したり、あとで消し忘れるcronの設定を残したりする必要もありません。
指定できる遅延時間
分単位から日単位まで指定できます。たとえば「30分後」「3時間後」「7日後」といった形で、待機時間とその後に呼び出すURLをあわせて設定します。
活用例
仮予約の期限切れ通知
個人事業主の鈴木美咲さんが、仮予約から3日後に確認連絡が来ない場合の自動キャンセル処理を遅延実行で組んでいます。
資料送付後のリマインド
株式会社山田商事の営業担当が、資料送付の翌営業日に問い合わせフォームへの誘導メールを自動で送っています。
よくある質問
設定した時間は保存されますか?
待機時間と呼び出し先URLの設定は、実行のためだけに保存され、期限が来ると自動的に呼び出されて役目を終えます。
こちらは無料ではないのですか?
無料の機能ではありません。指定時刻までの待機と呼び出しにサーバー側の管理が必要なため、実行1回ごとの従量課金です。
どのくらい先まで指定できますか?
日単位の指定に対応しています。数か月先など極端に長い遅延を必要とする場合は、事前にご相談ください。
日本語のサポートはありますか?
申し訳ありませんが、日本語でのサポートは行っておりません。サポートは英語またはスペイン語で、担当者が直接対応します。
URLが応答しない場合はどうなりますか?
はっきりしたエラーとして知らせる前に、3回まで送り直します。届けられなかった試みには料金がかからないので、そちら側が一時的に止まっていても余分な費用は発生しません。
関連ツール
開発者向け — APIアクセス
このページの機能はすべてAPIからも利用できます。自社システムに組み込みたいチーム向けのセクションです。それ以外の方は上のツールをそのままお使いください。
エンドポイント
認証済みのPOSTでタスクを作成し、結果はWebhookまたは署名付きリンクで受け取ります。この機能はAPIで利用でき、対話型のWebツールとしては提供していません。
お使いのスタックから呼び出す
curl -X POST https://api.kit.forhosting.com/dev/delay \
-H "Authorization: Bearer $KIT_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"webhook_url":"https://example.com/hook"}'const res = await fetch("https://api.kit.forhosting.com/dev/delay", {
method: "POST",
headers: {
"Authorization": `Bearer ${process.env.KIT_KEY}`,
"Content-Type": "application/json"
},
body: JSON.stringify({
"webhook_url": "https://example.com/hook"
})
});
const { task_id } = await res.json();import os, requests
res = requests.post(
"https://api.kit.forhosting.com/dev/delay",
headers={"Authorization": f"Bearer {os.environ['KIT_KEY']}"},
json={
"webhook_url": "https://example.com/hook"
},
)
task_id = res.json()["task_id"]<?php
$res = file_get_contents("https://api.kit.forhosting.com/dev/delay", false, stream_context_create([
"http" => [
"method" => "POST",
"header" => "Authorization: Bearer " . getenv("KIT_KEY") . "\r\nContent-Type: application/json",
"content" => '{"webhook_url":"https://example.com/hook"}',
],
]));
$task = json_decode($res, true);body := bytes.NewBufferString(`{"webhook_url":"https://example.com/hook"}`)
req, _ := http.NewRequest("POST", "https://api.kit.forhosting.com/dev/delay", body)
req.Header.Set("Authorization", "Bearer "+os.Getenv("KIT_KEY"))
req.Header.Set("Content-Type", "application/json")
res, _ := http.DefaultClient.Do(req)リクエスト例
{
"webhook_url": "https://example.com/hook"
}レスポンス例
{
"task_id": "tsk_a1b2c3d4e5f6a1b2c3d4e5f6",
"type": "dev.delay",
"status": "queued",
"_links": {
"result": "/tasks/tsk_…/result"
}
}非同期APIです。task_idは即時に返ります。ポーリングは1秒あたり1リクエストまでです。
料金
単価はすべて公開しています。トークン換算や独自クレジットはありません。失敗したタスクは課金されません。
エラー
| HTTP | コード | 意味 |
|---|---|---|
401 | unauthorized | APIキーが無効か、指定されていません。Authorizationヘッダーを確認してください。 |
402 | insufficient_balance | 残高が不足しています。チャージ後に再度お試しください。 |
404 | unknown_type | 指定されたタスクタイプは存在しません。タイプ名を確認してください。 |
429 | rate_limited | リクエストが多すぎます。しばらく待ってから再度お試しください。 |
技術的な注記
何分後、何時間後、あるいは何日後に処理を実行するかを指定すると、その時間が経過した時点で指定したURLへHTTPリクエストを送信する機能です。
料金の考え方
待ち時間の長さによって金額が変わることはなく、実行された回数だけ課金されます。遅延実行1回につき$0.002(米ドル)です。
典型的な使い方
注文確定から24時間後に確認メールを送る、資料請求の翌日にフォローアップ通知を送るなど、時間差のある処理を自前のサーバーを常時稼働させずに実現できます。
cron定期実行との違い
一定間隔で繰り返す処理には定期実行(cron webhook)の機能が向いています。この機能は一回限りの「あの時間になったら1回だけ実行する」処理に向いています。
連携の活用例
注文確認メールの翌日フォロー
合同会社みどりデザインが、注文受付から24時間後にお礼メールを送るWebhookを設定し、送信忘れをなくしています。
技術的な質問
途中で取り消すことはできますか?
設定済みの遅延実行を取り消すAPI呼び出しに対応しています。詳しい手順はAPIドキュメントに記載しています。